空手道場とパーソナルジム、2つのホームページを運営しています。2026年6月末から7月頭にかけて、問い合わせの入口をLINEに寄せました。3か月たって、道場もジムも問い合わせが明らかに増え、ジムはキャンセル待ちが出ています。何をやったかの記録です。

以前は、電話とフォームだった

問い合わせの入口は電話とお問い合わせフォームでした。稽古中や指導中は電話に出られません。フォームは書くのが面倒で、届いても「何歳のお子さんですか」「経験はありますか」と、こちらから聞き返すところから始まっていました。

やったことは2つ

1全ページで追いかけてくるLINEボタン。画面の左下に固定して、トップでもブログ記事でも、スクロールしてもずっと見えている
2LINEの自動返信。「体験希望」「見学希望」と送ると、こちらが知りたいことを先に聞く案内が自動で返る
道場サイトのお問い合わせページと、ジムサイトのトップ。どちらも左下に緑のLINEボタンが固定されている
左が空手道場、右がパーソナルジム。左下の緑のボタンがどのページでもついてきます(2026年9月18日のスマホ表示)

ボタンはAIに書かせた。テーマは触っていない

どちらもWordPressです。ボタンの見た目と中身のコードはAIに書かせて、サイトのウィジェットに入れただけ。テーマのファイルは触っていないので、消せば元に戻ります。道場が2026年6月25日、ジムが7月3日。

ジムはヘッダーの「お電話・メールでのお問い合わせ」のバナーもLINEボタンに差し替えました。お問い合わせページはLINEを先頭にして、フォームは最後に残してあります。フォームがいい人もいるので消していません。

私の感覚では、制作会社に頼めば数万円、下手すると数十万円の仕事でした。AIに頼めば、かかるのはAIの利用料だけ。文言や色を変えたくなったときに、何度でも直せます。実際、いま読んでいるこのサイトの左下にも同じ作りのボタンがあります。

自動返信で、先に聞いておく

LINE公式アカウントの「応答メッセージ」を使いました。お金はかかりません。設定は3つです。

1友だち追加のあいさつに「体験希望」「見学希望」と送ってください、と書く
2その言葉と完全一致したときだけ、案内を自動で返す。完全一致なので言い回しを複数登録(道場6語・ジム5語)
3それ以外のメッセージには自動返信を出さない。会員や保護者からの連絡には私が手動で返す

道場の自動返信では、体験する人の名前・年齢・区分・経験の有無の4つを先に聞きます。届いた時点でクラスと日程の案内ができるので、往復が減りました。

道場のLINEに「体験」と送ったときの自動返信。名前・年齢・区分・経験の有無を先に聞いている
道場の自動返信。LINE公式アカウントの管理画面から書き出したプレビューです

ジムは受付の返事だけにして、日程は私が直接やり取りします。枠が少ないので、自動で日程を出さない方がうまくいきます。

ジムのLINEに「体験希望」と送ったときの自動返信。受付だけして、続きは本人が返す
ジムの自動返信。こちらも管理画面から書き出したプレビューです

道場のあいさつ文は、最初に作ったあと翌日に直しています。「体験希望」と送ってもらう導線を足しました。気軽に直せるのも、自分で持っている強みです。

変わったこと

道場もジムも、問い合わせは増えました。件数の数字は出せませんが、私の実感としてはっきり違います。ジムはいま、キャンセル待ちが出ています。

もう1つ。相手の情報が先に届くので、クラスや日程の案内がスムーズになりました。聞き返す往復がなくなった分、こちらの返事も早くなります。

かかったもの

0
ボタンと自動返信の制作費
外注なし。AIに書かせて自分でサイトに入れた。LINE公式アカウントの自動返信も無料の範囲
2サイト
道場とジムの2つ
2026年6月25日と7月3日。このコラムのサイトを含めると3サイト目
4項目
道場の自動返信で先に聞くこと
名前・年齢・区分・経験の有無
3か月
運用してきた期間
2026年6月末から9月まで

AIの利用料は、ほかの仕事と合わせて月に数万円です。この仕事のためだけに増えた費用はありません。

道場を運営している方へ

追いかけるボタンと自動返信、この2つは業種を問わず同じ作りで入ります。教室でも、工務店でも、お店でも同じです。

「うちのサイトにも入れたい」という方には、出張して隣で一緒に作ります。この記事のボタンと自動返信は、そのまま画面でお見せできます。

全体の記録は「一人経営の会社を、AIでどこまで回せるか」にまとめています。前の記事は「審査会の書類69名分を、先生のスマホ入力だけで揃えた話」です。

※ ホームページの画像は2026年9月18日時点のスマホ表示です。
※ 自動返信の画像は、LINE公式アカウントの管理画面から書き出したプレビューで、実際に届く文面と同じです。
※ 「増えた」は件数を数えて比べたものではなく、運営している私の実感です。